「定年女子」へ はじめの一歩の解説書
『そろそろこれからを考えよう、定年女子ライフ計画』 石崎公子 著 勝木雪子 (はしがき) 定年女子トーク実行委員会
人生100年時代で近年注目されている「定年」。これまで働き続けてきた今の50代女性は、働くことを選んできた人たち。もともとパートナーや子どもに老後を頼る気はありません。自分の人生を自らデザインしたいけれど、先輩女性のロールモデルがまだ少なくて自分の将来を考えにくかったり、不安だったり。
男女雇用機会均等法施行以降に働き始めた女子にも定年が近づいてきました。いろんな定年本が出ているけれど、それらは老後の「お金」の話ばかりだったり、妻との関係づくりについて書かれているものだったり、ほとんどは男性を中心に解説され、どうもピンときません。
この本では、「定年」が気になり始めた私たちが、これからの社会がどうなるんだろう?私はどうするんだろう?と、不安なことや考えたいことなど、基本的な問題・課題を整理しました。
著者は定年を意識したから大好きだった会社を一足お先に辞め、その結果、悶々とすることになった定年女子トーク実行委員会の委員長。女性特有の不安定な時期など自らの体験も交えて、定年女子の周辺事情や社会環境を解説しています。
結婚適齢期25歳を「クリスマスケーキ」と揶揄された時代に20代を過ごし、働き続けてきたアラフィフ以降の私たち。仕事に誇りを感じつつも自らの「定年」が気になり始め、将来に漠然とした不安を抱えている・・・そういう女性たちを、本書では「定年女子」と呼んでいます。人それぞれのいろんな人生、未来のために考えたい、はじめの一歩の解説書です。
「女性と仕事」をはじめ13のカテゴリーで売れ筋ランキング1位を獲得
発行日からその翌日まで「女性と仕事」カテゴリーをはじめ、13のカテゴリーで売れ筋ランキング1位になりました。
コロナの中でできることは何だろう?と考えた結果が電子書籍でした。紙の本の出版は、出版社との調整や校正、書店ルートへの配下など結構時間がかかりましたが、電子書籍はそれに比べて時間が短く簡単で、出版社なしでも発行できます。電子書籍へのトライは初めてでしたが、コロナ自粛期間中に企画に着手し、発行までできました。
講師目線ではなく、一般の方の目線に立って書かれた本です。ぜひ、ご覧ください。
目次
定年女子トークが必要な理由
第1章 定年女子の未来
第2章 定年女子のお金と仕事
第3章 定年女子のカラダ
第4章 これからきっと大事になる「つながり」
コラム 副委員長のおはなし
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