その子の「普通」は普通じゃない〜貧困の連鎖を断ち切るために〜
【著書の帯より】
貧困の連鎖は断ち切れると実証している人生が、ここにある。
希望をありがとう。
湯浅誠(社会活動家・東大特任教授)
「子どもの七人に一人が貧困」というデータもある日本。自らも壮絶な半生を乗り越え、児童虐待防止の活動や生活困窮者への取り組みが大きな反響を呼んでいる著者の「負の連鎖を断ち切るため」のリアルな提言。
この本は、ひとり親貧困世帯で育ち、現在に至るまでの私の半生を書き綴ったものとなります。
現代社会の日本では、何かあれば「自己責任」などといった言葉で簡単にかたづけられてしまい、社会問題に真正面から解決へ向かい合おうとする人がとても少なく感じています。
中卒、虐待、貧困、などの経験をしてきた私でも、会社経営をする中で社会問題に真摯に向き合い築きあげてきた人脈や実績から、講演会や研修会で多くの子ども達や大人に向けて「人はいつからでもやり直すことが出来る」と伝えてくることが出来ました。
そして、私は現在複数のキャリアを掛け持ちで人生を楽しむことが出来ている「パラレルキャリア」という選択をして生きています。多くのキャリアを楽しむ人生を謳歌しても良いというキャリア教育を子ども達に早い段階で伝えていこうと考え、現在「日本パラレルキャリアコーチング協会」を起ち上げ、研修や講座の開催に力を入れているところでもあります。
人を見た目などの表面上だけで判断せず、その人がこれまで生きてきた背景や環境を共に考え、視点を変えて人に接することを、多くの方に実践して欲しいと思い、この度こちらの書籍の紹介をさせていただきました。
是非、一度本に目を通し、自分に出来る事は何かを考え、これまでとは視点を変えて、自分の周りの環境をみてみる行動をとってもらえたらと思います。
少しでもこの日本が、子育て世帯、そして未来ある子ども達に、優しい国になりますように。
Amazon販売ページはこちら
この記事へのコメントはありません。